遠くへ,もっと遠くへ
2020/日本/107分
公式サイト
イントロダクションINTRODUCTION
第17回大阪アジアン映画祭インディ・フォーラム部門 正式出品
「映画芸術」2020年ベストワン作品『れいこいるか』のいまおかしんじ監督の最新作「遠くへ,もっと遠へ」「あいたくて あいたくて あいたくて」が2本同時公開!
本作「遠くへ,もっと遠くへ」は、次第に惹かれ合う男女の切ない恋模様が、北海道の雄大な自然とともに描かれるロードムービー。いかおか監督は、「なにかと出遅れちゃうやつらの情けなく切なく愛しい恋愛をやりたかった」と語る。
脚本をジェーン・スー原作の『生きるとか死ぬとか父親とか』(TX)でテレビドラマのシナリオを手がけた、井土紀州が務めた。
主演は、「王様のブランチ」リポーター出身で『獣電戦隊キョウリュウジャー』など出演の新藤まなみ。結婚5年目で離婚を考えているアラサー女性・小夜子を、体当たりで演じている。その小夜子と運命的に出会う、数年前に失踪した妻のことが忘れられない男・洋平を演じるのは、『ミッドナイトスワン』『 モリのいる場所』など数々の話題作に出演してきた、若手実力派・吉村界人。洋平の失踪した妻・光子役に『悲しき天使』の和田瞳、光子と過去に関係があった男に 『由宇子の天秤』の川瀬陽太など、個性的な役者たちが揃った。
ストーリーSTORY
結婚5年目の人妻・太田小夜子(新藤まなみ)は最近心が通じない夫との将来を描けず離婚を考えている。離婚後の住まいを探し始め、不動産屋と内見をすることになった。不動産屋の担当者は自分と同じくらいの年齢に見える設楽洋平(吉村界人)と名乗る男だった。物件を見ていくうちにしだいに打ち解けていく小夜子と洋平。小夜子は離婚を考えていること、洋平は妻が3年前に家を出てしまったことを互いに話す。小夜子が夫・五郎(大迫一平)に別れ話をしようとしていた矢先、逆に五郎から離婚を切り出されてしまう。衝動から家を出た小夜子だったが、部屋もきまっておらず行く当てはない。途方に暮れた小夜子は不動産屋の前に立ち尽くしていた。出てきた洋平に小夜子はバツが悪そうに微笑んだ。小夜子はそのまま洋平の部屋に転がり込む。洋平が出て行った妻の光子(和田瞳)にまだ未練があることを感じとる小夜子は奥さんに会うべきだと洋平をけしかけて・・・。
二人はどんな未来を選ぶのか?
キャストCAST
新藤まなみ 吉村界人 和田瞳 川瀬陽太 大迫一平 佐渡寧子 黒住尚生 広瀬彰勇 佐藤真澄 茜ゆりか
スタッフSTAFF
監督:いまおかしんじ 脚本:井土紀州 企画:利倉 亮 プロデューサー:江尻健司 アシスタント・プロデューサー:山田剛史 竹内宏子 撮影:花村也寸志 照明:志村昭裕 録音:治田敏秀 装飾:魚住和伸 小林岳郎 編集:桐畑 寛 助監督:高橋大武 メイク:五十嵐千聖 音楽:宇波 拓 音響効果:藤本 淳 演技事務:関根浩一 営業統括:堤 亜希彦 製作:レジェンド・ピクチャーズ 配給宣伝:ムービー・アクト・プロジェクト 配給協力:ミカタ・エンタテインメント