監督:山本裕里子 出演:漆畑みなみ、みやべほの、上村愛香、稲葉祐子
邦画短編ドラマ 23分
〇イントロダクション
感染症を契機にヒト型AIの利⽤が定着した、近未来の⽇本。
ヒト型AIに保育されてきた16歳の少⼥が、AIの機器交換にあたり経験する⼼の揺れ。
「AI に保育された⼦供」の⼼を想像する。 人間とAIの関りを通し、記憶と自己同一性という哲学的な問いをも投げかける本作を、最小限かつ効果的なVFXを用いて描くのは、本作が初監督となる山本裕里子。ニューシネマワークショップで学び、東京フィルメックスのボランティアスタッフを経験。日中韓合作映画『湖底の空』(19)脚本協力など活動を続けている。
〇ストーリー
感染症の蔓延を契機に、ヒト型AIの利⽤が⼀般化した⽇本。
16 歳の⼩⼭愛理の保育・教育と⼩⼭家の家事を⻑年担ってきたAI「野上恵⼦」は、作業ミスが増加。愛理の⺟親の理⼦は、恵⼦をバージョンアップされた新型へ交換しようとするが、愛理は反発する。