パドレ・プロジェクト ~父の影を追って~

パドレ・プロジェクト ~父の影を追って~

2023年/⽇本/80分

  • 配給
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イントロダクションINTRODUCTION

ロナ禍の真っ只中、生き別れた父を探しにイタリアへ —
“ハーフ”として日本で育った監督が自らの旅を記録した、ルーツを巡るドキュメンタリー

本作の監督である武内は、日本人とカメルーン人の間に生まれ、“ハーフ”として日本で育った。イタリアで出会った両親は、彼が2歳になる頃に別れ、母は日本へ戻って女手一つで武内を育てることになった。もちろん武内は父のことを何一つ覚えていない。「映画監督を目指していた」「DJをやっていた」……母の思い出話から浮かび上がるのはクリエイター気質の父の姿。その影を追うように、お笑い芸人・ぶらっくさむらいとしてエンターテインメントの世界で活動していた武内だったが、2020年に予期しない契機が訪れる。「COVID-19」それは命を落とす可能性もある正体不明のウイルスの世界的なパンデミックだった。もしかすると、もう二度と父親に会えないかもしれない――そう思った武内は父を探すため、イタリアへ旅立つことを決意。さらには、その記録を自ら監督・プロデューサーとして映画にすることに。しかし緊急事態宣言の只中、渡航のハードルは高く、認知症の母から聞き出せる父の情報は驚くほど少なかった。手元にあるのは40年前の父の写真だけ。10日間という限られた滞在期間、イタリアの人口・約130万人の中から会ったこともない一人の肉親を探し出すのは予想以上の困難を極めた。自らの生い立ちにあらためて向き合いながら、異国の地で必死に捜索を続ける武内だったが、ある日ついに父親の手がかりを掴んで……。

ストーリーSTORY

誰もが抱える“家族”の悩み――いまの社会で生きづらさを感じている人へ届けたい。
自らのアイデンティティに悩んだ監督が、映画に込めた願い。

映画の制作の背景について、武内は「“パドレ・プロジェクト”は物心ついた頃から心の片隅にあった」と語る。お笑い芸人としては、「日本人には見えない外見」を武器にしていた武内だが、10~20 代前半の頃は出自について笑われるようなことを受け入れる余裕は少しもなかったという。そんな武内が自らの旅を映画に撮った理由の一つは、ドキュメンタリー映画監督になるためにイタリアの映画学校に通っていたという父の夢を継ぐため。そして、もう一つには自分と似た境遇で悩みや問題を抱える人に届けたいという強い想いがあった。しかし、制作にあたっては資金集めが必要となり、2022年にCAMPFIRE上でクラウドファンディングを行なうと、目標金額100万を上回る1,345,500円を集めることに成功。そして今回の全国公開にあたっては、配給・宣伝費を集めるために再びクラウドファンディングを実施し、目標金額200万を超える2,646,500円を集めた。
また、日本公開に先駆けては、2023年にニューアーク国際映画祭でワールドプレミアを果たし、デトロイト・トリニティ国際映画祭、ボルティモア国際黒人映画祭など、海外の映画祭でさまざまな賞を受賞。初監督作品にして、その意欲的な姿勢で異例の快挙を成し遂げた。その後、日本では座・高円寺ドキュメンタリーフェスティバルで初上映され、武内のまっすぐな人柄や行動力、映画のラストに待ち受ける結末が審査員や観客の心を揺さぶり、その評判からテレビや新聞などメディアで次々と取り沙汰された。2024年には、唐津ライジングサン国際映画祭でゴールデンサン賞を受賞。

パドレ・プロジェクト ~父の影を追って~
パドレ・プロジェクト ~父の影を追って~
パドレ・プロジェクト ~父の影を追って~

キャストCAST

武内剛(ぶらっくさむらい)

スタッフSTAFF

監督・プロデュース・編集:武内剛 撮影監督:成富紀之 脚本・構成:吾妻蓮 MA:藤木かずひと カラリスト:星子駿光 楽曲提供:青木晋太郎 現地コーディネーター:Compangnone Francesca 字幕協力:三浦アーク、Elly 
配給:ミカタ・エンタテインメント 宣伝協力:Xhora

予告篇TRAILER

上映情報THEATER

都道府県 劇場名 電話番号 公開日
東京都 K’scinem 8/31(土)-
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