となりのとらんす少女ちゃん
2026年/⽇本/ 72分
公式サイト
イントロダクションINTRODUCTION
未来の自分と過去の自分が出会うSF ストーリーで男女の”白黒”つけられない
”灰色”の感情を描き出す――。
ジェンダーの境界が身体的にも心理的にも濃く引かれるようになっていく思春期に、周囲との違和感を抱き始めた主人公が、未来からやってきた「もうひとりの自分」との対話を通して、自分らしい生き方を探求していく物語。 主人公は、性別だけでなく、友達との関係性、そして自分にとって大切なものとは何かを見つめ直していきます。男女の単純な二元論では捉えられない複雑な感情や、既存のカテゴリーやラベルでは表現しきれない心の揺らぎを、ユーモアを交えながら描き出す。
原作はトランスジェンダー当事者である漫画家・とら少が、トランスジェンダーの若者たちの感情をリアリティ豊かに描き、多くの共感を集めた短編漫画集『となりのとらんす少女ちゃん』に収録された一編。監督は、東海林毅。可視化されにくい高齢世代のゲイを描いた『老ナルキソス』や、日本で初めてトランスジェンダー俳優の一般公募オーディションを行った『片袖の魚』など、性的マイノリティを主人公とした作品を数多く手掛けてきた。トランスジェンダーに対する差別やヘイトが広がる社会状況と、トランスジェンダーを悲劇的に描く映画作品が多い中、「コメディ映画で描きたい」という思いから、大阪を舞台に製作された。未来からやってきたユウカ役を務めるのは、2025 年公開の映画『ブルーボーイ事件』で劇映画初主演を果たし注目を集めた中川未悠。本作では関西出身という自身のバックグラウンドも活かし、関西弁で遠慮のないパワフルなキャラクターを演じ、新たな魅力を見せています。また、自身初の母親役として、はるな愛が出演している。
ストーリーSTORY
中学2年生のユウタはシングルマザーの母と二人暮らし。ユウタのもとにある日突然、ユウカと名乗る女性が現れる。ユウカは10年後の未来からやって来たユウタ自身で、様々な苦労の末に性別適合手術を受けてこの姿になったのだという。大人の身体になる前に一刻も早く性別移行に向けて動き始めるよう迫るユウカ。周りの友人たちとの間で小さな違和感を感じ始めていたユウタだが、強引なユウカに反発。女性として生きることを選んだユウカと、その未来を受け入れがたいユウタの攻防がはじまる。そんな中、ユウタの14歳の誕生日にある事件が起き、ユウタは未来への選択を迫られる。
キャストCAST
中川未悠 高橋蒼太 竹内大騎 寺山武志 石坂大志 久留飛雄己 田仲ゆら 水野阿修羅 イシヅカユウ(声) はるな 愛
スタッフSTAFF
原作:とら少『となりのとらんす少女ちゃん』より「未来から来たとらんすちゃん」(在野社)
脚本・監督・プロデューサー 東海林 毅 音楽:渡邊崇 撮影:神田 照明:丸山和志 録音:大町響槻 サウンドデザイン:佐々井宏太 美術:青木大使 山本史織 編集・VFX:東海林 毅 ヘアメイク:タナカミホ スタイリスト:後藤安里(DEXI) 助監督:小池 匠 ラインプロデューサー:卜部直樹 ロゴデザイン・宣伝美術:東 かほり アソシエイトプロデューサー:在野社 アカルク アウト・ジャパン 有川理恵
制作協力:Office UR 製作・制作:みのむしフィルム