あいたくて あいたくて あいたくて
2022/日本/78分
公式サイト
イントロダクションINTRODUCTION
『れいこいるか』(映画芸術2020ベストワン) のいまおかしんじ監督が綴る、
文字から始まる不器用な大人たちの”ディスタンス”ラブストーリー
メールやチャット、SNSなどネットによるコミュニケーションが普及し、会ったこともない人との会話が成り立ち、意見を述べ合うことのできる世の中で、ほんの些細なやり取りから始まる大人の物語。一人では言葉にできなかった感情がメール相手になら自然に伝えられる。言葉を重ねるたびに何かが動き出していく、優しくゆっくりと・・・・。
夫を亡くし大学生の娘と暮らしている主人公・淳子役をコミカルかつキュートに演じるのは癒し系No1.女優・丸純子。淳子とのメールのやり取りを通して人生の楽しみを知る家具職人・裕司を演じるのは俳優・浜田学。そして裕司の元妻・かすみ役に『TOKYO VICE』出演の川上なな実が演じる。また、二人を取り巻く人々に川瀬陽太、松浦祐也、お笑いトリオ「ネルソンズ」の青山フォール勝ちなど個性的な面々が顔を揃えた。『れいこいるか』で映画芸術2020年ベストワンを受賞したいまおかしんじが日常のささやかな幸せを描く。
ストーリーSTORY
一年前に夫を亡くした淳子は夫の残したタイ料理屋を一人で切り盛りしていた。ある日淳子は店に置くハンドメイドのテーブルを通信販売で購入する。送られてきたテーブルは素朴で素敵な作りをしていたが、オマケで送られてきた人形の首が取れていた。気遣いのつもりで淳子がメールすると家具職人の祐司から送りなおすと返事がくる。そもそも不必要なものが壊れて送られてきたことに納得のいかない淳子は「親切の押し売りはやめて、あなたは宮沢賢治の『ツェねずみ』のねずみにそっくりです」と再度返信。そこから二人の会話が始まった…
夫との死別から立ち直ろうとする淳子と生真面目すぎるバツイチ男・裕司の心の交流が観る者の心を温かくする。人生の半ばを過ぎた大人たちに訪れた優しいラブストーリー。
キャストCAST
丸純子 浜田学 川上なな実 柴田明良 青山フォール勝ち 山本愛香 足立英 青木将彦 松浦祐也 川瀬陽太
スタッフSTAFF
脚本・監督:いまおかしんじ 企画:利倉 亮 プロデューサー:江尻健司 アシスタントプロデューサー:山田剛史 竹内宏子 撮影:山本英夫 録音:大塚 学 装飾:魚住和伸 小林岳郎 編集:蛭田智子 助監督:森山茂雄 メイク:中林季美子 音楽:村山竜二 音響効果:藤本 淳 演技事務:関根浩一 営業統括:堤 亜希彦 製作:レジェンド・ピクチャーズ 配給宣伝:ムービー・アクト・プロジェクト 配給協力:ミカタ・エンタテインメント