スノードロップ
2025年/⽇本/ 98分
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イントロダクションINTRODUCTION
生活保護を通じての心中した実際の事件をベースにした物語
慰めすら、みじめに感じたー
生活保護とは生活困窮者に対し国が「文化的な最低限度の生活」を保障する制度であり、国からの公的扶助を受けることを意味する。公的扶助を受けることで社会的に生きる基盤を手に入れることがその最たる意味のはずだが、そうでないケースも存在した―
映画『スノードロップ』は生活保護制度を受給する事に対して根本的な矛盾の選択をした、ある実在した一家をモデルとした物語である。監督は、自身の生活保護受給経験から顧みてこの一家の在り方に大きな疑問を抱き、映画化を熱望した『Sexual Drive』の吉田浩太。キャストは忖度のない純粋な演技力のみで選別されるオーディションを開催し、主演には、今作が映画初主演となる西原亜希、助演には若手注目俳優のイトウハルヒが選出された。二人の繊細かつ感受性豊かな演技で、緊張感ある生活保護受給へのやり取りを見事に演じ切った。生活保護受給への一家の根本的な矛盾の選択は、見る者の固定概念を覆し、現代に通底する貧困意識を問いただすだろう
ストーリーSTORY
認知症の母・キヨと同居している葉波直子の元、長年蒸発していた父・栄治が帰宅してくる。長年蒸発したままった父の帰宅に困惑する娘の直子だったが、母・キヨの栄治を迎えいれたい要望を聞き、同居するようになる。以来、栄治が新聞配達をし、家計を支えるようになっていく。
父・栄治の同居から10年ほど経ったある日。持病の悪化により栄治は新聞配達が出来なくなってしまい、栄治は仕事の引退を余儀なくされてしまう。父の仕事の引退をきっかけに生活保護の申請を考えるようになっていく。一家を代表した直子が生活保護を申請するため市役所に出向き、ケースワーカー・宗村とのやり取りを重ねて申請作業を進めていく。母が重度の認知症であり父も病気の悪化により仕事が出来ない状態で預貯金もほとんどない状態の一家は生活保護を受けるには十分な資格があった。宗村の親切な対応により生活保護申請はスムーズに進められていき、葉波家の訪問審査を受けて生活保護の受託はほぼ決まった。
その訪問審査を無事終えた夜。無事生活保護申請は通るであろう状況の中、栄治が直子に衝撃の一言を告げた……
キャストCAST
西原亜希 イトウハルヒ 小野塚老 みやなおこ 芦原健介 丸山奈緒 橋野純平 芹澤興人 はな 他
スタッフSTAFF
監督・脚本:吉田浩太 プロデューサー:後藤剛 撮影監督:関将史 撮影:関口洋平 録音:森山一輝 美術:岩崎未来 衣裳:高橋栄治 メイク:前田美沙子 スチール:須藤未悠 助監督:工藤渉 制作:古谷蓮 主題歌: 浜田真理子「かなしみ」