医の倫理と戦争
2025年/⽇本/ 77分
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イントロダクションINTRODUCTION
現在の医療現場が抱える問題の根底をえぐり出す
現代の日本の医療現場が抱える様々な問題の根底には、第二次世界大戦における医療従事者による戦争犯罪の加担と、その隠蔽という事実がある。石井四郎が率いた731部隊に所属した医師たちは、人体実験で得た”知見”を自らの功績に変え、戦後日本の医学界の中心に上り詰めた。そうした負の歴史に向き合い、「医の倫理」を掲げて、戦争反対の声を上げる医療従事者がいる。本作では731部隊の真実を追いながら、現在の医療現場が抱える様々な問題に取り組む医療関係者の今を取材。日本の戦後80年、イスラエルとパレスチナ、ウクライナとロシアの戦争が続く中、波紋を投げかけるドキュメンタリーの登場!
企画の伊藤真美は【戦争に備えることは、国策に動員され戦争に加担していく過程であったことを歴史から学ばなければならない。とりわけ医療者は戦争に真っ先に動員される。ナチスドイツに匹敵する日本の医療者による戦争犯罪の事実は、医療者さえも詳らかには知っていない。(中略)戦後80年の節目に、映画でインタビューに応じてくれた各人からの共通のメッセージ、「戦争に備えるのではなく、医療者は戦争を起こさないことに全力をあげるべき」を届けたい。】、監督の山本草介は【この映画を世に出す必要があると思った。彼らに見てもらう必要があると思った。そして私たちの命への「倫理」そのものが脆く、いとも簡単に失われることを、僕はこの映画を作り、知った。】とコメント
ストーリーSTORY
現在の日本の医療現場が抱える様々な問題の根底には、第二次世界大戦における医療関係者による戦争犯罪への加担と、その隠蔽という事実がある。石井四郎が率いた「731部隊」に所属する医師たちは、中国人への人体実験を繰り返し、敗戦後その事実を隠蔽しただけでなく、人体実験で得た“知見”を自らの功績にかえ、戦後日本の医学界の中心に上り詰めた。そうした負の歴史と向き合い、「医の倫理」を掲げて戦争反対の声を上げ続ける医療関係者たちがいる。本作では、731部隊の真実を追いながら、現在の医療現場が抱える様々な問題に取り組む医療関係者たちの今を取材した。
キャストCAST
天羽道子、五十風逸美、池田恵美子、伊藤真美、川嶋みどり、倉沢愛子、胡桃澤伸、小島美里、沢田貴志、徳田安春、西山勝夫、本田宏、宮子あずさ、吉中丈志
スタッフSTAFF
協力:「戦争と医の倫理」の検証を進める会 企画:伊藤真美 プロデューサー:山上徹二郎 撮影:辻智彦、伊東尚輝 撮影助手:小林沙優 整音:永濱清二 カラーグレーディング:辻智彦 音楽:田中教順 編集協力・パンフレット制作:世良田律子 宣伝デザイン:秋山京子 監督・撮影・編集:山本草介 共同製作:安全保障関連法に反対する医療・介護・福祉関係者の会、シグロ